機動戦士ガンダム 第4話~ルナツー脱出作戦~感想

目次

前回までの話

シャアのムサイの補給の隙をつき攻撃に転じたホワイトベースの一員。攻撃は成功し敵補給艦の撃破には成功したものの、シャアのムサイまでは撃破することができなかった。攻撃後、ホワイトベースの一員はその場から撤退しルナツーへ逃げ込むこととなったのだが・・・。

今回の戦地

連邦軍(小惑星)基地:ルナツー

感想、各シーンで思ったことなど

ルナツー到着、避難民を保護してもらおうとしたのだが・・・

なんとかルナツーに到着したホワイトベース。避難民の保護を申し出たのだが、基地司令のワッケインに避難民を保護することはできないと一蹴される。さらに軍のトリプルエーの機密であるホワイトベースとガンダムを運用したとしてブライト、ミライ、リュウ、セイラ、カイ、ハヤト、アムロは一般避難民とは隔離されることとなった。

もちろんホワイトベースは没収、ガンダムも封印※1されることになった。

ここでパオロ艦長がワッケインに指示できればなんとかなったと思うのですが、パオロ艦長はケガがひどく、ワッケインとしっかり会話することができませんでした。

このときはワッケインが悪者に見えると思いますが、彼にもいろいろあるのです・・・一応、基地司令ですからね・・・。

※1:このときのガンダムの封印とは、動かせないようにベルトのようなもので固定することです。

ワッケイン、判断を誤る

シャアが仕掛けてくるからガンダムを封印するなとブライトはワッケインに進言する。しかしワッケインは「シャアのような優秀なやつならムサイ1艦でルナツーに仕掛けてくるようなバカな真似はしない」と言い、ブライトからの意見を聞くことはなかった。

一方シャアは「相手が並みの軍略家ならムサイ1艦で仕掛けてくるとは思わない、だからこそその隙をついて攻撃をする」と、ルナツーに攻撃を仕掛ける算段を整えていた。

やることやることが裏目にでていて、ワッケインが無能に思えてくるのがこの話のこわいところでもあります。

子供が見たら確実にワッケインが嫌いになりますね(笑)

別室へ隔離中、アムロのガンダム(教育型コンピューター)語り

一般避難民と隔離中のブライト達(男と女で部屋は分けられています)。謎の軍用食?に図を描きガンダムの説明をするアムロ。ここでガンダムの強みである教育型コンピューターの説明が出てきます。

ガンダムは戦闘するたびにその経験が記憶されていくため、戦えば戦うだけ強くなっていきます(戦闘がうまくなる)。

今思えば、そりゃあ序盤からシャアと戦っていれば経験値もかなりなもんですよね。ハード面だけでなくソフト面も強いぞガンダム。

シャアの攻撃、ブライト達は隔離部屋から脱出

シャアの攻撃で電源がやられ、遠心重力装置とやらが停止して無重力状態になった隔離部屋。部屋の電子ロックの扉も電源が落ちたことにより開くようになり、ブライト達は部屋を出ることに成功した。

このあとにアムロとブライトが連邦兵に膝蹴りをくらわせるのですが、無駄にかっこいいです。無重力だから威力とかはスピード付ければ強いのはわかりますが、アムロがそれをやるのかと(笑)

マゼラン艦、港の出入り口に挟まる。シャアの策略にはまる。

敵の攻撃に対しマゼランを発進させたワッケイン。シャアは港の出入り口に爆弾を仕掛けており、発進したマゼランは爆弾の爆発により港口に挟まってしまう(マゼラン艦は行動不能になっただけ)。ワッケインもマゼランに乗ってはいたが、無事だった。

その間にホワイトベースとガンダムを奪還したブライト達はシャアに反撃をしかけるために行動する。もちろんすぐにワッケインがマゼランから降りてきてブライト達に銃を向けてやめるように指示する。

だが、どうやって連れてきたかはわからないがパオロ艦長がストレッチャーに乗った状態でワッケインと通信で話し、ブライト達に任せるように伝える。ワッケインはそれを了承する。

パオロ艦長、良い上司ですね。軍の規律も大事なんでしょうが、こういう究極の状態での判断で人の器のでかさが見えてきますね。

ホワイトベースの主砲で港口に挟まっているマゼラン艦の排除

港の外には敵艦のムサイも確認され、いよいよピンチのルナツー基地。邪魔なマゼラン艦の強制排除を決意したワッケインはホワイトベースの主砲を使ってこれをおこなうことにした。

港口で戦艦を排除(爆発)させるのだから被害はそれなりにでるものの、何もしないで敵艦にやられるよりはマシですもんね。一応基地自体にも砲台がありましたが、ムサイが近すぎて防戦はできる状態じゃなかったのかな?

そしてマゼラン艦を排除したときの爆発の威力が凄すぎる(笑)。港の外にいたザク1機がマゼラン爆発に巻き込まれて爆散しました。ムサイ艦も爆発に巻き込まれそうになってドレンがめっちゃビビっていました。

マゼランがなくなれば港が自由になるため、シャアは撤退。なんとかルナツーでの防戦も勝利することができました。

パオロ艦長死亡、ホワイトベースは地球へ向けて出発

シャアを退けたホワイトベース、地球へ降りろとの指令はそのままだったので再びブライト達、素人の手で地球まで運用することとなった。パオロ艦長はちゃんとした医療を受けることができなかったこともあるんでしょう、シャアとの戦闘終了後に亡くなりました。

一応ルナツーからサラミスの護衛を付けてもらい、地球を目指して出発したホワイトベースであった・・・。

私が選ぶ名言(名セリフ)集

手に入(い)らずんば撃破するのみ(シャア)

ルナツーの攻撃について、目標をホワイトベースとガンダムの奪取であることを部下に伝えた際に言ったセリフ。名セリフというか、私がこのセリフが好きなだけです(笑)

寒い時代だと思わんか(ワッケイン)

学ぶべき人達がどんどん死んでいってしまう、こんな状況を憂い発したセリフ。

ワッケインの名セリフといえばこのセリフですね。

私の印象に残ったシーン

謎の軍用食とリュウさんに飛んでいくフォーク

隔離中のブライト達が軍用食と思わしきものを食べているのですが、アムロがその食事のひとつに図を描きます。色は水色で質感はシャーベットでしょうか。この第4話を見た人の大半が気になっているところの一つではないでしょうか(笑)。そのあとフォークが飛んでくるシーン、リュウさんがお笑い要員になってしまっていますね。

ガンダム二刀流

シャアのヒートホークを右手のビームサーベルで受けつつ、後ろからきたザクに対し、左手でビームサーベルを抜いて逆手に持ち替えザクを貫いたシーン。

ガンダムの教育型コンピューター、恐るべし。

マゼラン艦の爆発が思いのほか強くてビビる

ホワイトベースの主砲でマゼラン艦を排除するのですが、港ごと消し飛んでもおかしくない爆発でした。そこはまぁ、うまいことやったのでしょう、港の外にいたザクだけを巻き込んで事態は収束しました。

 

主な登場兵器

RX-78-2ガンダム(ハイパーバズーカ、ビームサーベル使用)

FF-X7コアファイター

MS-06ザクⅡ(マシンガン使用)

MS-06Sシャア専用ザクⅡ(マシンガン、ヒートホーク使用)

ホワイトベース

マゼラン

サラミス

ムサイ

終わりに

ガンダムの教育型コンピューターについても聞けたし、武闘家アムロの膝蹴りも見れたし面白い回でした。

ワッケインは物語後半のほうにも出てきますので、どういう掛け合いがあるか楽しみにしていてください。

次回は大気圏突入回ですので熱い展開が待っております。私自身、すごく楽しみにしております。

ではまた次回、よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です