機動戦士ガンダム第14話~時間よ、とまれ~感想

目次

前回の話

母との再会を果たしたアムロであったが、戦争というものが色々なものを狂わせてしまっていた。

お互いの気持ちがすれ違ってしまったこともあり、アムロは母とともに暮らす道を選ばず、ホワイトベースのみんなと一緒に進んでいく道を選んだのであった。

感想、各シーンで思ったことなど

ジオン軍の地方基地

ジオン軍の数ある地方基地(地上)の一つにクワラン曹長はいた。

ここの基地はほかの前線基地のような緊張感はなさそうで、レクリエーションのためにマジシャンが来てマジックを披露する場面もみられた。

しかしクワラン曹長はやる気みなぎる兵隊さんであり、レクリエーションそっちのけで、近くに来ているというホワイトベース(ガンダム)の情報に興味津々であった。

ジオンの地方基地の日常みたいなのが見れられるシーンです。

なんだかほのぼのしてました。

ガンダムへの奇襲計画

クワラン曹長は他にやる気のある人間を集め、ガンダムを破壊する計画を立てる。

ガンダムを倒すことができれば本国(宇宙)に戻れると、より一層やる気みなぎる一同。

しかしこの部隊にはザクが1機しかなく、作戦は容易ではなかった。

クワランが入手していた情報によると、ホワイトベースには1機のモビルスーツしかないとの情報でした。

今回ガンダムだけの出撃だったので情報との違いはありませんでしたが、ガンキャノンかガンタンクが出てきたら作戦中止になってたかもしれませんね。

ホワイトベースは再びミデアから補給を受ける

再び補給に来てくれたマチルダ中尉。

時間は夜。ブライトとマチルダが話し合いをしているところにアムロが現れるが、アムロはブライトに寝てる時間だろうと怒られる(ブライトはこのときマチルダから少尉に昇格したことを知らされる)。

アムロがマチルダに惹かれていることをフラウはわかっているため、悲しげな表情をみせるようになる。

アムロはマチルダさんにベタ惚れです。

マチルダさんもアムロが好意を抱いてくれていることはわかっているみたいです。

ミデア、帰還途中にジオンの攻撃を受ける

時は明けて朝、ミデアはホワイトベースの補給を終え本隊へ帰還する。が、帰還途中でジオンのパトロールに発見され、ジオンの攻撃を受けてしまう。

近くでミデアが接触していたであろう部隊はホワイトベースくらいのもんだと敵は気づき、クワラン曹長のいる部隊にも連絡がいった。

ホワイトベース側ではミデアが攻撃を受けていることをキャッチ、ガンダム(アムロ)が現場に急行する。

ミデアが攻撃を受けていることを聞いたアムロの行動の早いこと早いこと。

クワラン曹長の作戦決行

先にミデアと接触したクワラン部隊のザク。ガンダムをおびき出すためにもミデアを攻撃する。

案の定ガンダムが来たため、誘導を開始する。

ワッパ部隊、ガンダムに爆弾を取り付ける

おびき出されたガンダム。音がするほうにバズーカを撃つとそこにはワッパに乗ったジオン兵がいた。

むき出しの兵を撃つことをためらうアムロは敵の接近を許してしまう。

次々と接近して爆弾を取り付けていくワッパ部隊。取り付けた爆弾を狙って機銃を掃射、シールドに取り付けた爆弾に命中して、ガンダムのシールドの上部は吹っ飛んでしまった。

ガンダム作品ではむき出しの兵を見ると攻撃できなくなる主人公が多いですが(年齢10代では仕方ないですが)、アムロは切り替えが早いみたいで、ためらいつつもハイパーバズーカを撃ち込んでいました(オーバーキル)。

そしてジオンの爆弾、威力高すぎです(笑)

シールドに穴が開くとかのレベルでなく、上半分吹っ飛んでました(笑)

アムロ、平原にて爆弾の取り外し作業開始

ワッパを追い払い、開けた場所(平原)で爆弾の確認をするアムロ達。

時限式だということが判明、いつ爆発するかわからないため被害を最小限にするために、アムロのみで爆弾解除作業をすることになった。

クワラン達も遠くでその様子を観察、リモコン式であったならと悔しい気持ちをあらわにしていた。

平原で作業している様子を遠くから見ているジオン兵を見て、最近FPS脳になりつつある私的にはスナイパーライフルで爆弾撃てば良いのでは?と突っ込みをいれたくなりました。

まぁ、携帯してきてないのでしょうけど。

時間よ、とまれ

爆弾を取り外していくアムロだが、最後の1個がガンダムを少し動かさないと外せない位置にあった。

もう時間がないことは明らかで、焦るアムロ。ホワイトベース内で見守っていたブライト達も見ていられなくなり、アムロのもとへ駆け出していた。

ハヤトがガンダムを少し動かしてくれたおかげで爆弾は取り外すことができ、取り外した爆弾を車に乗せて離れることに。

アムロのもとへ駆け出すときにハヤトが涙を流しながら走っているので、必死さが伝わってきます。

カイさんもアムロを助けるために走っていて、人間的に成長していってるんだなと感じました。

爆弾、爆発

1台に爆弾を乗せ、帰り用にもう一台並走。爆弾を乗せた車は1km先に置き捨てた。

帰り際に爆弾が爆発。とてつもない爆発であったが、なんとかみんなは無事であった。

その様子を双眼鏡で見ていたクワラン達も、必死なのは俺たちだけじゃないみたいだな、と清々しい笑いをあげるのであった。

爆発のタイミングは絶妙。威力は絶大で核爆弾に思える威力でした。

ジオンはとんでもない爆弾持ってるんですね。

ちなみに時限爆弾回はジャブロー地下でも出てきますのでお楽しみに(笑)

クワラン、地元の青年団を装って接近

時限爆弾と知ってなお取り外しをした勇敢なパイロットを一目見ようと、クワラン達は地元の青年団のふりをしてワゴン車でアムロ達のところに近づいてきた。

アムロは気づく様子はなかったが、ブライトとミライは、爆弾を仕掛けた張本人たちであることに気づくのであった。

ジオン訛りもありそうですし、まぁ気づきますわな。

このとき近づいて何かしようと企まないあたり、悪い人たちでないことがわかります。

私が選ぶ名言(名セリフ)集

なめるなよ!馬鹿にするなよ!ぼくだって!(アムロ)

ワッパの機銃で攻撃してくるジオン兵にむかって言ったセリフ

爆弾を取り付けられたことにまだ気づいていないので、ワッパでちょこまか動いて機銃を撃たれていることに腹がたったのでしょうね。

それに生身の人間を撃つことはかなりストレスになると思われるので、自分に気合を入れる意味もあったのでしょう。

私の印象に残ったシーン

アムロがマチルダに夢中で、フラウの切なげな目

マチルダのミデアが帰還する際にホワイトベースのブリッジから見送りをするアムロなんですが、そのときのフラウの表情が切ないのなんの・・・。

時限爆弾の爆発するシーン

シールドの爆弾の爆発、解除後に運んだ爆弾の爆発、ともに威力がすさまじいです。

爆弾のこととかよくわからないですが、あの爆発の威力がでる武器をザクに搭載できないんですかね?

爆弾確認中のときのガンダムのサイズ感

これはネットでも有名なシーンです。

熱中して見てると気づかない(実際に私は気づきませんでした)ですが、冷静にみるとガンダムの近くにいるときの人間のサイズとガンダムのサイズ比率が異常です(笑)

お台場の実物大ガンダムを見たときは意外とガンダムが小さく感じました。

主な登場兵器

連邦

RX-78-2ガンダム(バズーカ)

ミデア

ホワイトベース

ジオン

ワッパ

ルッグン

MS-06ザクⅡ

終わりに

シャアとの戦いより追い込まれた感がある回でした。

ガンダム世界での歩兵の怖さみたいなのが伝わってきて新鮮でした。

次回も見逃せない、ククルス・ドアン回です!

ではまた次回、よろしくお願いします。

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