目次
前回の話
ジオン軍のクワラン曹長の作戦にかかったガンダム。各部に時限式の爆弾を取り付けられ、窮地に陥る。
なんとか爆弾の取り外しにも成功し、九死に一生を得るのであった。
感想、各シーンで思ったことなど
空中換装の練習
アムロ達はガンダムの空中換装の練習をしていた。
結果は19秒ジャスト、ブライトはさらに4秒縮めたいと言っていた。
コアチェンジ、ドッキング ゴー!のセリフは名セリフとまでいきませんが、結構頭に残るフレーズです。
連邦空軍の緊急信号(SOS)受信
空中換装の練習中、ホワイトベースは空軍のSOS信号を受信した。
アムロにSOS信号のポイント(ポイント305)へと向かわせることになり、空中換装が完了して着地していたガンダムからコアファイターを離脱させることになった。
珍しくフラウが通信席に座っていました(物語後半はフラウが通信士)。
そしてリュウが複雑な気持ちになるガンダムのコアファイター離脱シーン。
四つん這い状態ってのがまた情けない感じです・・・。
戦闘機発見
SOS信号のポイント(ポイント305)へ到着すると、そこには連邦空軍の戦闘機がボロボロの状態で地面にあった。
戦闘機のパイロット達(2名)と思わしき人が戦闘機の椅子に縛り付けられていて、すでに息絶える寸前であった。
アムロがパイロットを救出、手当てをしていると遠くから石を投げつけられた。
石が当たったわけではないが、アムロの手当のかいもなくパイロット達は息絶えてしまった。
アムロがパイロットに包帯を巻いてあげたと思われるのですが、アムロも包帯巻きのスキルを身に付けていたとは。
それにしても、瀕死の人を椅子に縛り付けて放置とはえげつないです。なによりこわいのは、ドアンがこれをやったということです。
優しいドアンにここまでさせるのだから、よっぽど抵抗したのかな?
アムロ、気を失う
石を投げつけていた犯人の正体は子供たち(3人)であった。敵ではないとアムロは言うが、子供たちは言うことを聞かない。
そんなときザクが現れ、武器を捨てれば危害を加えないと言う。
アムロは従わずザクに戦いを挑みコアファイターのミサイルを撃ち込むが、ザクは岩を投げつけてきてミサイルを破壊。ミサイル爆発の衝撃でコアファイターが吹っ飛び戦闘不能に、アムロは気を失ってしまった。
さすがにザクを目の前にして、武器を渡すだけで何もされないとは思えませんものね。反攻しますよ、そりゃ。
それにしてもミサイルに岩をぶつける神業、改造疑惑が出てきますよこのザクは。
戦災孤児と暮らす男、ククルス・ドアン
アムロが目を覚ますとベッドの上だった。墜落の衝撃で腰を痛めたようだがなんとか動けるようだった。
外に出るとロランという少女に出会う。彼女からここはドアンと子供たちが暮らす家だと聞かされる。
アムロの傷が癒えたら帰すつもりでいると聞くが、アムロはコアファイターを取り戻すためにドアンに直談判に向かう。
アムロの腰痛のアクションが面白いです(笑)
じっとしとけよと思っちゃいます。
アムロ、コアファイターを探す
ドアンに直談判に向かったアムロ。ドアンは子供たちを守るためにもコアファイターは返すことはできないと言う。
ドアンからすると、返してしまえばまたコアファイターで自身のザクを狙われる心配があった。
アムロはドアンのことを「子供たちを手先に使っている」と非難するが、子供たちは「ドアンの悪口を言うな!」とアムロを責める。
アムロは自分でコアファイターを探し出すと言い、その場を立ち去った。
このときのアムロはパンツとシャツのみの服装なんですが、その状態で敵と思われる人につっかかる根性はすごい。
コアファイターを探すが見つからない
アムロは島のいろいろなところを探すがコアファイターは見つからない。
夕暮れ時にロランと出会い、またもドアンのことを悪く言ってロランに引っ叩かれるアムロだが、ドアンはアムロのことを「青臭いところが取れたら良い兵士になれる」と言っていたことがロランから伝えられる。
一方ホワイトベースもアムロの捜索をしていた。
余計な事を言って引っ叩かれるアムロをよく見ます(笑)
アムロが良い兵隊になれると思うドアンの先見の明。これも一種のニュータイプだと思いますよ。
ザクがルッグンに掴まってやってきた
アムロは洞穴のようなところで寝ていたようで、朝になって目覚めたアムロのところに子供たちが来てアムロを罵倒する。
「早く出ていけ!」などと石を投げつけてくるが、そこにルッグンにぶら下がったザクがやってきて攻撃を開始する。
アムロは子供たちを保護し、ドアンのもとへと急ぐ。
ルッグンに掴まってザクが来るシーン。いろいろ無理があるだろ(笑)と思います。
ルッグンにザクを運ぶ推力があるとしても、ザクの運び方が異常です(笑)
コアファイター返却
ドアンからコアファイターを返してもらい、ドアンザクと協力してザクとルッグンを相手にするアムロ。
タイミングよくリュウのコアファイターとホワイトベースに出会い、アムロのコアファイターはガンダムへと換装する。
リュウにドアンザクは味方であることを説明し、ルッグンを撃ち墜とすアムロ。そのままザクにも攻撃をしようとするが、ドアンが任せろと言ってアムロを止める。
格闘戦の末、ザク撃破
ドアンはアムロに自分の格闘戦を見ておけと言い、ザクと1対1の勝負を仕掛ける。
このとき、ドアンがここにいる子供たちの親を(自身の放った流れ弾で)殺してしまったことを語る。
ザクとの戦いでドアンのザクも何か所か被弾はしたが、見事素手で相手のザクを仕留めた。
もしもガンダムがこの戦いの映像を見ただけで、動きを教育型コンピューターに記録することができているなら最強の格闘戦用モビルスーツになるかもしれません。
そして気になったのはドアンザクが横腹に被弾した際、なぜか損傷部を痛がるように押さえてうずくまるところ。モビルトレースシステムかな?(笑)
戦いのニオイを消すアムロ
無事に勝利はできたが、敵がこの島に来る理由はドアンに染み付いた戦いのニオイのせいだと言うアムロ。
それを消すため、アムロはドアンのザクを海に放り投げて沈めた。
子供たちは怒ったが、ドアンは「あのお兄ちゃんのやったことは、とても良いことなんだよ」と子供たちに言い聞かせた。
戦いのニオイとはたぶん、ドアンのザクがレーダーに引っかかるから敵が来るってことだったのかな?と思ってます。
それと、ザクがあることでドアンは戦いをやめられない、そういう意味もあったのかな?
あと、ガンダムのパワー凄すぎです(笑)ザクを軽く放り投げてます。
私が選ぶ名言(名セリフ)集
戦いに美しさなど必要ないよ、気を許せば負けるんだ(アムロ)
夕日の美しさがわからないのかとロランに問われ、アムロが言ったセリフ
急にカッコつけたアムロですが、シャアとばっかり戦ってたらこんなセリフも出ちゃいますね。
モビルスーツの格闘技というのを見せてやる!(ドアン)
敵のザクを武器無しで倒さんとするドアンが言ったセリフ
ドアンの操縦技術は異常。たぶん普通に敵として出てきたらエース級でしょうね。
私の印象に残ったシーン
空中換装の練習シーン
ガンダムの空中換装の練習シーンがあるのですが、こちらの一連の流れ、結構な頻度で使いまわしされることになります(笑)
ガンダムからコアファイター離脱シーン
コアファイターをガンダムにドッキングさせるシーンはよく見てきましたが、こちらは逆にガンダムからコアファイターが離脱するシーンになります。
ガンダムが四つん這いになってAパーツ(上半身)が離れ、Bパーツ(下半身)からコアファイターが離脱します。
ドアンの岩投げ
アムロのコアファイターから発射されたミサイルに対し、岩を投げつけて見事命中させるドアンザク。
ゲームでも岩投げドアンザクが出るくらいに印象強いシーンです。
後にガンキャノンも岩投げをするシーンが出てきますが、ドアンザクから学んだんでしょうかね?
モビルスーツの格闘戦(ザク対ザク)
シールドで蹴りを受けつつ弾き飛ばす。
正面に突撃しての正拳突き。
正拳突きに至っては時間差の爆発が良い味出していて感動さえ覚えます。
主な登場兵器
連邦
FF-X7コアファイター
RX-78-2ガンダム
ガンペリー
ホワイトベース
空軍の戦闘機
ジオン
ルッグン
MS-06ザクⅡ
終わりに
この回を初めてみたときは「なんだよこれ・・・」と思いましたが、ガンダム作品も結構見だして、1stガンダムのの世界観をかなり理解できるようになってから見たとき、ドアンという男のすばらしさも理解できるようになりました。
もうドアンザクのファンですよ、私は。
次回はストーリーの本筋に戻ります。
ではまた次回、よろしくお願いします。