目次
前回の話
ジオンの基地へ攻撃するホワイトベース。捕虜のコズンの脱走やランバ・ラル隊からの攻撃もあったが、なんとか敵の撃退には成功する。
アムロの命令無視も目立ってきたところで、アムロをガンダムから降ろす考えを話すブライトとミライだが、それを本人に聞かれてしまう。
自分はホワイトベースには不必要な存在だとして、ガンダムを奪って逃げだしてしまうアムロであった。
感想、各シーンで思ったことなど
ガンダム空中換装シーン(いつもの)
ガンダムの空中換装シーンから始まり、キシリアの動きが説明される。
月の裏側のグラナダからキシリア少将の乗るグワジンが地球に向けて移動していた。
空中換装のシーンでナレーションが「ホワイトベースを脱走したアムロには、こんな訓練をすることもないのかもしれない」と言うのですが、ならこのシーンはカットしていいんじゃないですかね・・・。
脱走したアムロ、廃墟に隠れる
ガンダムを廃墟に隠し、自身も廃墟で隠れながら食事をしていたアムロ。
物音がしたため空を見上げると謎の物体(アッザム)が飛行しているのを目撃する
フラウはアムロの捜索に
ホワイトベースのみんながアムロのことを良く思っていないのをみて、いたたまれなくなったフラウは1人でアムロの捜索に出る。
そんなフラウを見てカツはアムロのことを最重要人物[VSOP]と言った(VIPの間違い)。
カツも純粋な子供のままだったらどれだけよかったか・・・刻の涙です・・・。
アムロ発見
廃墟でアムロを発見するフラウ。警戒していたアムロに銃を向けられて一瞬怯えるが、今帰ればみんなも許してくれるとホワイトベースに帰るように説得する。
しかし口を滑らし、敵前逃亡は死刑だとみんなが言っていたことをアムロに言ってしまうフラウ。
アムロは「それがみんなの本音かい、帰れ!」とフラウを一喝する。
アムロの「帰れ!」の言い方の本気度が伝わって、逆に面白くなってました(笑)
ジオン基地を発見
ガンダムで移動するアムロの後ろをバギーで追うフラウ。
そんななかアムロは基地を発見したため偵察をすることに。ガンダムについている指向性マイク?で基地内に居るキシリアとマ・クベの会話を盗聴した。
会話から、ジオンの採掘基地の場所を特定して喜ぶアムロ。フラウには戻ってホワイトベースに知らせるように指示を出した。
ガンダムを停止させると後ろをついてきたフラウも急停止して車から前方に投げ出されるんですが、なんともないようでした。この回のフラウは超人です(笑)
有名なシーンでもある、フラウがガンダムの指を持ち上げるシーンもここで出てきます。
一応ガンダムの望遠機能でマ・クベとキシリアの姿も確認はしているアムロです。まぁ、誰かはわかってないでしょうが。
アムロの勘違い
オデッサデーで連邦軍が叩こうとしている基地をここの基地であると勘違いするアムロ。
敵の戦力から、ガンダム1機で壊滅できるとふんで攻撃を仕掛けることに。
アムロの脱走した理由の一つとして、自分の力を証明してみんなを納得させたいという気持ちがあった。
みんなに自分の力を認めさせるためにガンダムとともに脱走したんですね、忘れてました。
基地への攻撃開始
ガンダムは基地への攻撃を開始、フラウはバギーをホバーモードに切り替えてホワイトベースに向かった。
基地内のマ・クベは急いでキシリアを避難させる。
基地内でマ・クベがキシリアを連れてアッザムのところまで移動するときに、宙に浮いて移動できる乗り物に乗っているんですが、ときどき謎技術がパッと現れますよね。
ビーム砲台に苦戦するガンダム
多少苦戦しながらも、基地を順調に制圧していくガンダム。しかし地面のゲートが開いて複数のビーム砲台が顔を出し、ガンダムを攻撃してくる。
ガンダムが攻撃をすると地下に隠れてゲートが閉まり、その間に別の砲台が攻撃してくるという巧妙さにガンダムは苦戦を強いられる。
この砲台、ゲームでも再現されているものがあり、結構苦戦した記憶があります。
シールド投げからのサーベル
地下のゲートが閉まりきるまえにシールドを投げつけ、ゲートに挟み込むことでゲート内に攻撃をできるようにしたアムロ。そのままゲートの隙間をめがけてガンダムのビームサーベルを突き刺して隠れた砲台を破壊した。
ゲートくらいなら閉まっていてもビームサーベルで溶かせるのでは、と、無粋な発言ですね。
マ・クベとキシリアはアッザムに搭乗
基地の戦力はあらかた破壊したガンダムだったが、最後にアッザムが現れた。
バルカン程度ではダメージを与えられず、途中落としていたビームライフルとシールドを拾って応戦するが、アッザムに上をとられてしまう。
シールドを拾う時のローリングがかっこいいガンダムです。シーン的には使いまわしなだけですがね。
アッザム・リーダー
ガンダムの上をとったアッザムから、リーダーと呼ばれる物体が投下された。
アムロはバルカンでこれを破壊するが、リーダーからは粉末が飛散してガンダムに降りかかった。
さらにアッザムから謎の物体(電磁場発生装置)が射出。その物体からワイヤーのようなものが地面に向かって複数伸び、檻を形成してガンダムを囲った。
粉末を出す方がアッザム・リーダーと言うのが納得いきませんが、結構こわい武器ですよね。
ガンダム行動不能
電磁場に粉末が反応し、ガンダムの装甲表面は4000度を超えてしまう。
パイロットと回路の保護のためにガンダムはエネルギーの98%を放出、それ以外の行動はとれない状況となってしまった。
ガンダムのコンピューターが初めて喋るシーンで、「パイロットと回路保護のため、全エネルギーの98%放出中」というセリフをしゃべります。
放熱磁場、弱る
放熱磁場にやられていたガンダムだったが時間とともに磁場が弱り、意外とすぐに動けるようになった。
アッザムが攻撃してくるも、動けるようになっていたためシールドで防ぐガンダム。
マ・クベいわくザクならとっくに弱っているとのことで、ガンダムの性能の高さに助けられたアムロであった。
ガンダムのコンピュータの最後のセリフは「攻撃エネルギー、低下」でした。
ガンダム、反撃開始
磁場発生装置を壊し、空中のアッザムに向かってジャンプするガンダム。
ビームサーベルからビームジャベリンへと変形させ、アッザムの上から突き刺す。
ガンダムに取り付かれたアッザムは、ガンダムを振り落とそうとするがガンダムはしがみついて離れなかった。
アッザムがジャベリンを避けようとバーニアを使って横に移動するのですが、ガンダムもバックパックのバーニアの向きを変えて対応します。
ガンダムのバーニアが可動することがわかる、細かいシーンです。
基地の爆破
これまでと悟ったキシリアは、機密保持のためマ・クベに基地の爆破を命じる。
基地にはまだ兵がいるとうろたえるマ・クベであったが、なにより国家機密が優先されるとキシリアに言われ、基地を爆破するのであった。
基地の爆発に気を取られたアムロは、アッザムから振り落とされてしまった。
兵を見捨てて基地を爆破。最も重要な情報がある基地ならわかりますが、これがザビ家のやりかたです。
この戦いでキシリアはガンダムの性能を直に目撃、ジオンで開発中のモビルスーツの実戦配備を急がせる結果となった戦いでもあるので、この回は重要だったりします。
アムロ、破壊された基地を確認
連邦軍が全力で叩こうとしている基地だと勘違いしていたアムロだったが、破壊された跡を調べているとこの基地が数ある基地のなかの[第102採掘基地]であることを知る。
勘違いに気づいて叫ぶアムロ。基地内部から外に出るとケガをして横たわっているジオン兵を発見、水を与えてあげる。
その兵隊はアムロのことを、基地を攻撃してきたMSのパイロットだと気づいてたらしく、「パイロットなら敵に甘すぎると、命がいくつあっても足らんぜ」と忠告してくれた。
ホワイトベースも壊滅した基地を発見
ガンダム1機で基地を壊滅させたことには驚くみんなであったが、連邦が狙っている基地でないことはわかっていた。
アムロのこの行動のせいで、敵は完全にガードを固めてしまうと嘆くリュウ。
ホワイトベースでのアムロの立場は悪くなる一方で、フラウは居ても立ってもいられず再びアムロを探しに行くのであった。
私が選ぶ名言(名セリフ)集
希望はいつも持ってなくちゃ(アムロ)
破壊された基地でケガをして横たわっていた兵に向かって言ったセリフ
ゲームで結構聞きますね。
私の印象に残ったシーン
フラウ無双
・車から投げ出されても平気
・ガンダムの指を持ち上げる
ガンダムの指を持ち上げたことについては言い訳もできるかもしれませんが、車から投げ出されたシーンはちょっと・・・。
ガンダムの秘密?機能
・ガンダムの頭部(右横)からマイクが出る
・パイロットへの警告時、音声が出る
兵器といえども多用途に使える機械ですのでそんなに驚くことでもないかもしれませんが、それでも初見は驚きます。
バギーのホバーモード
急にバギーがホバーモードへチェンジしてビックリです。
燃料効率とかの都合で普段は使わない機能なんでしょうかね。
アッザム・リーダー
一時的とはいえガンダムを行動不能にした武器です。
初見殺し感が半端ないですが、敵に恐怖を与えることはできますね。
実際、ゲームでアッザムが出たときは磁場発生装置に常に気をつけて動かないといけないですから厄介です。
主な登場兵器
連邦
RX-78-2ガンダム
ホワイトベース
ジオン
マゼラアタック
ドップ
アッザム
グワジン(冒頭のナレーションでのシーン)
終わりに
アッザムが主役の回ですが、フラウの行動が目に付く特殊な回となっていました(笑)
アムロがザビ家のキシリアと戦っていたことも驚きな回でしたね。
次回はランバ・ラルのグフとの戦いになります。
ではまた次回、よろしくお願いします。