目次
前回の話
ガンダムとともに脱走したアムロ。ジオンの基地を発見、連邦軍が叩こうとしている基地だと勘違いして攻撃してこれを壊滅させる。
そこにはマ・クベとキシリアもいて、ガンダムの性能の高さに驚くのであった。
壊滅させた基地が数ある基地の内の一つであったことを知ると、アムロは再びどこかへ姿を消してしまうのであった・・・。
感想、各シーンで思ったことなど
砂漠を彷徨うアムロ
ホワイトベースに戻らずに単独行動を続けるアムロは、水分補給(食事)のためにソドンの町に立ち寄る。
アムロが店で食事をしていると、ジオンの兵達がぞろぞろと店に集まってきた。
なんと、そのジオン兵の団体はランバ・ラルの部隊であった。
最初にテントにいた老人に水をもらおうとして断られるのですが、伏線か?!と思っていたらなにもありませんでした(笑)
ランバ・ラル隊、作戦前の最後の食事
ランバ・ラルも店に入り、兵たちに「何を食ってもいいぞ、作戦前の最後の食事だ」と言う。
アムロが[作戦前]という単語を気にしていると、ハモンが店の主人に14人分の食事を注文した。
ランバ・ラルが「1人多いぞ、ハモン」と問うと、ハモンは「あの少年にも」とアムロを見て答えるのであった。
店の主人から[ソドンの町は中立地帯]と語られます。
ランバ・ラルの部下からの信頼の厚さが伝わるシーンでもありました。
アムロ、ハモンからの厚意を断る
アムロが「あなたに物を恵んでもらう理由がありませんので」とハモンからの厚意を断るが、ハモンは「君のことを私が気に入ったからなんだけど、理由にならないかしら?」と返す。
まわりのジオン兵もアムロのことを茶化すようなことを言うが、「僕、乞食じゃありませんし」とアムロが言うと、そのはっきりした物言いに今度はランバ・ラルに気に入られてしまう。
ハモンはアムロに対し、厚意であり好意なんですね(厚意と好意、どっちが正解かわからなくてググりました(笑))。
いくら私服とはいえ、敵の軍人をまえにはっきりと物事を言うアムロは強い!
フラウ迂闊にも捕まる
アムロのことを探しに来ていたフラウもソドンの町にたどり着いたが、連邦の制服であったこともあり店の外で見張りをしていたランバ・ラル隊の兵に見つかり捕まってしまう。
店内に連行されるフラウ。アムロはとっさに「フラウ・ボゥ!」と口に出してしまう。
フラウと知り合いであること(連邦軍であること)はバレるが、ランバ・ラルはフラウとアムロを解放する。
が、ランバ・ラルは2人を尾行するように部下(ゼイガン)に命じる。
フラウ迂闊過ぎんだろと思いました(笑)
アムロとフラウ、町を離れる
フラウが乗ってきたバギーで町を離れる2人。
アムロがハモンにも惹かれていると感じたフラウは、アムロが自分から離れていくように感じる。
アムロは途中でバギーをおり、フラウのみホワイトベースに戻るのであった。
「私からどんどん離れていっちゃうのね、アムロ」と、フラウはアムロに対して好意を抱いていることを恥ずかしげもなく真っすぐに言いますよね。
尾けられるフラウ
ホワイトベースに戻るフラウのバギーの後ろに、ランバ・ラル隊のゼイガンが乗るオートバイが走っていた。
フラウはなんの警戒もなしにホワイトベースに直行したため、ゼイガンにホワイトベースの位置がバレてしまった。
ゼイガンはランバ・ラルにホワイトベースを発見したと暗号を送った。
ゼイガンの尾行、ちょっと雑な気はしました(笑)
ちなみにゼイガンがホワイトベースを発見した時の暗号は「風はすぐ吹く」でした。
双方、戦闘準備
フラウはホワイトベースのみんなにソドンの町であったことを話す。
それを聞いてホワイトベースは迎撃態勢に移行する。
一方、ランバ・ラル隊はモビルスーツの準備も完了してホワイトベースへと向かうところであった。
アムロ、上空を飛ぶグフを確認
アムロがソドンの町でおこった出来事を思い返しながら空を見つめていたとき、上空をグフとザクが飛び去って行った。
フラウが尾行されたことを察知するアムロ、急いで隠していたガンダムに搭乗し追いかける。
戦闘開始
グフとザクが攻撃を開始、ホワイトベースもガンキャノンとガンタンクを出して応戦する。
ザクのミサイルポッドの攻撃でキャタピラを破壊されるガンタンク。
しかしハヤトの機転で上半身を強制排除、ハヤトはそのまま砲台として残り、リュウはコアファイターでアムロを呼びに行くことになった。
ガンタンクの上半身だけでも砲台になるのはまぁわかりますが、ただの的になっちゃいますよね・・・。
このとき敵はホワイトベースだけが目標みたいに動いてくれていたのでハヤトも助かってましたが、砲塔付いた棺桶ですよ、あれは(ボールの悪口はやめてください)。
ギャロップと戦うガンダム
リュウのコアファイターがガンダムのもとへたどり着くが、すでにガンダムはギャロップと戦闘をしていた。
グフとの戦いに備えてビームライフルを温存して戦っているため苦戦するガンダムであったが、リュウが敵を抑えてくれることになり、ガンダムはホワイトベースの援護に向かうことになった。
コアファイター1機でギャロップを抑えられるとはとても思えないですがね・・・。
ホワイトベース、ザクを撃破
ザクのミサイルポッドに自信をつけたスティッチは、ホワイトベースの後方からミサイルを叩き込もうと接近する。
ミライの考えで全速前進をかけるホワイトベース。後方のエンジン(ブースター)からは大出力の熱(炎)が噴射された。
真後ろにいたスティッチのザクはその噴射炎に直撃、爆散してしまった。
まぁ戦艦クラスのメインブースターの噴射炎をモロにくらったら無事では済みませんわな。
グフ、ホワイトベースに取り付く
ホワイトベースの上に取り付いたグフは、ヒートロッドでホワイトベースの左舷エンジン部を攻撃していた。
ミライはグフを振り落とすためにホワイトベースの背面飛行を実行し、グフの振り落としに成功する。
ミライさん大活躍です。
ブリッジ内で、シートに座ってなかった人はどうなってたんだろう・・・。
ガンキャノンを助けるガンダム
ガンキャノンは落ちてきたグフと戦うが、右側のキャノンを破壊され、さらにヒートロッドで右腕を縛られてしまう。
直後にガンダムのビームライフルがグフのヒートロッドを撃ち抜き、ガンキャノンは解放される。
ガンダムはグフにビームライフルを数射するが、狙いの正確さゆえにコンピューターに予測され回避されてしまう。
ガンキャノンとグフが戦えば腕にヒートロッドが巻き付く。これはテンプレです。
そして、ランバ・ラルも認めるガンダム(アムロ)の正確な射撃能力。それゆえにコンピューターに予想されやすいとは悲しいもんですね・・・。
ガンダム対グフ
ビームライフルを捨てて接近戦に持ち込むガンダム。グフもそれに応えるようにヒートソードを抜く。
ガンダムがシールドを構えつつグフに接近。グフはヒートソードでガンダムのシールドを一刀両断するが、その先にガンダムの姿はなかった。
ガンダムは斬られる直前に上空にジャンプし、そのままグフにジャンプ斬りを叩き込んだ。
シールドのデカさのおかげです。
ジャンプのタイミングとかも神業ですがね。
お互いにコクピットハッチに切れ目
ガンダムのジャンプ斬りによりグフはコクピットハッチを損傷するも、すぐさま反撃してガンダムのコクピットハッチを切り裂く。
お互いにハッチに切れ目が入り、肉眼で敵を目視できるようになってしまった。
ランバ・ラルは、邪魔な一部をパイロットスーツのみで押し出して視界を確保します。
よく手袋溶着しなかったな・・・。
最後の一太刀
にらみ合うガンダムとグフ。グフが先に動き、ガンダムに接近する。
横の一太刀をかがんでかわすガンダム。その姿勢のままグフの両腕を斬り上げて切断した。
敵の一太刀を避けつつ攻撃の動作に入る。
ガンダムの教育型コンピューターの賜物でしょうね。
アムロとランバ・ラル
両者斬り合いの距離であったため、コクピットハッチの切れ目からお互いを目視で確認する。
ランバ・ラルは店で出会った少年がガンダムのパイロットであったことに驚き、時代が変わったことを感じるのであった。
グフにとどめ
会話の直後にタックルをするグフであったが、ガンダムはグフの背中にビームサーベルを突き刺してとどめをさした。
見事だが勝ったのはMSの性能のおかげだと言うランバ・ラル。アムロはその言葉が心に突き刺さるのであった。
パッと見だとランバ・ラルのセリフ(勝ったのはMSの性能のおかげ)は本当に負け惜しみにしか聞こえませんけどね。
ランバ・ラルはアムロのことを気に入っていましたし、忠告として言ったのでしょうかね。
独房inアムロ
「損害があまりにも大きすぎた」とブライト。アムロにも各機の収容作業の手伝いを命じ、戦線を離脱した。
ホワイトベースに戻ったアムロは独房に入れられることに。
ランバ・ラルが攻めてくればどうせ僕がガンダムを出さなければいけなくなる、と言うアムロ。しかし、もうアムロがいなくても戦えるということを遠回しにアムロに言うリュウとカイ。
アムロはガンダムを一番うまく使えるのは僕である、と涙ながらに叫ぶのであった。
リュウもその場ではアムロにキツく言いましたが、後でこれでよかったのかと不安になってました。
時間を取ってちゃんと話し合えばアムロもわかってくれる、リュウさんはそう思っている優しい人ですからね。
ランバ・ラルは超えるべき敵
独房の中でランバ・ラルに言われたセリフを思い出していくアムロ。
ランバ・ラルに強さを見出し超えるべき敵であると感じ、独房の中で1人、「僕はあの人に勝ちたい」と力強くつぶやくのであった。
私が選ぶ名言(名セリフ)集
いい目をしているな(ランバ・ラル)
アムロが銃を構えていることを見抜いた際のランバ・ラルのセリフ
なにかしら構えていることは、アムロの緊張した顔とか強張りで気づいたんでしょうね。
1人ならどうだって生きていけるさ(アムロ)
フラウとの別れ際に言ったセリフ
同じように思っていたときが、私にもありました・・・。
正確な射撃だ、それゆえコンピューターには予想しやすい(ランバ・ラル)
ガンダムの射撃をみてのセリフ
ゲームの話ですが、確かに素人はとんでもないところに射撃したりして逆にコワいときありますからね。
思い切りのいいパイロットだな、手ごわい(ランバ・ラル)
ビームライフルを捨てたガンダムをみた際のセリフ
ランバ・ラルにこう言わしめるアムロ、順調に強くなっていますね。
まさかな、時代が変わったようだな。坊やみたいなのがパイロットとはな(ランバ・ラル)
ハッチの切れ目からお互いを目視した際のセリフ
もう私はランバ・ラル側の目線で見てしまう年齢です。戦っている相手が子供だと知ったら、思うことは多いですよ・・・。
自分の力で勝ったのではないぞ、そのMSの性能のおかげだということを忘れるな(ランバ・ラル)
グフを撃破された後に言ったセリフ
これまで戦ってきたアムロの強さも認めているはずですし、負け惜しみではなく、忠告でしょうね。
MSの性能だけに頼るようになってはこの先、生き残れないぞ、と。
僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ・・・(アムロ)
独房にいれられたアムロのセリフ
「僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ・・・」とつぶやいた後に、「一番うまく使えるんだー!」と叫びます。
そこは疑う余地ありません。アムロ、お前がNo.1だ。
僕は、あの人に勝ちたい(アムロ)
独房内で、ランバ・ラルとの戦いなどを思い出して言ったセリフ
独房に入れられても拗ねて終わらないアムロ。成長しましたねぇ・・・。
私の印象に残ったシーン
ハモンがアムロの分の食事も注文する
なんでかわかりませんが、このシーンは印象深いです。
団体でお店に行ったときに真似してみたいです(笑)
アムロが銃を隠していることを見抜くランバ・ラル
歴戦の勇士であるランバ・ラル。
カッコいいですね。
グフの状態を確認するランバ・ラル
腕からヒートロッドを一回ニュルっと出すのですが、明らかにヒートロッドの全長を収められるスペースなどないように見えるので、ツッコミをいれたくなるシーンです(笑)
ガンダムのジャンプ斬り
シールドを囮にしてグフに斬られる直前に飛び上がってジャンプ斬りをするシーン
本当、アムロは手持ちのものを上手に使いますよね。
グフの溶けたハッチを素手(パイロットスーツ)で押し出す
切れ目の入ったハッチで、目視するのに邪魔になっている部分(高熱)を素手で押し出すシーン
みんなこのシーンを見たときこう言うでしょう。「いやいやいや(笑)」
主な登場兵器
連邦
FF-X7コアファイター:リュウ
RX-78-2ガンダム:アムロ
RX-77-2ガンキャノン:カイ
RX-75ガンタンク:ハヤト(上)、リュウ(下)
ホワイトベース
ジオン
MS-06ザクⅡ(マシンガン、脚部ミサイルポッド):スティッチ
MS-07グフ:ランバ・ラル
サムソントレーラー(ザクトレーラーで覚えちゃってました)
ギャロップ
終わりに
名シーンと名セリフ爆発で白熱する良回でした。
この回を見たら、みんなもグフのプラモが欲しくなっちゃうんじゃないでしょうか。
次回は生身の白兵戦です。モビルスーツ同士の戦いと違って生々しくてトラウマになるかも・・・。
ではまた次回、よろしくお願いします。