機動戦士ガンダム第27話~女スパイ潜入!~感想

目次

今回の話

ベルファスト基地で修理作業の終了を待つホワイトベース。カイは艦を降りてしまう。

そんな時、再びジオン軍が攻撃を仕掛けてくる。

カイも戻り、戦いには勝つことができたが、人知れずスパイが潜り込んでいた・・・。

気になったシーン

アムロによるGメカ解説

ベルファスト基地でブリーフィングを行う一同(レビル将軍含む)。

アムロはGメカ使用時の問題点などを解説していた。

その状況(完全に軍隊の一員となった)に嫌気がさしたカイは、トイレに行くといって席を立つのだった。

アムロのGメカの解説でわかりやすくしてくれてありがとう!

カイさんは軍隊に入る気なんてまったくないでしょうから、このような正式なブリーフィングの場にいるだけでも嫌になったんでしょうね。

カイ、艦を降りる

軍は性に合わないと言い、艦を降りるカイ。

アムロはカイを引きとめるが、ブライトはカイが艦を降りることを承認していたようだった。

軍に入らなかったら1年間刑務所では?と疑問があったのですが、後半でカイさんが軍の身分証と思わしきものを出しているので、入隊自体はしていると思われます。

このタイミングでも正式に除隊すれば刑務所に入らないで済むんでしょうかね?

ミハルと出会うカイ

ホワイトベースを降りたカイ。道中でミハルと出会い、ミハルの家に泊めてもらうことになった。

ミハルの家(空き家に住んでいる)にはミハルの弟と妹もいて、家族はとても仲が良さそうであった。

家に上がったカイはミハルたちの様子からスパイであることを見抜くが、ミハルが弟や妹のために頑張っている姿を見て、現状のホワイトベースの状態についてミハルに話すのであった。

カイさん視点で物語が進行しているのでカイさんの行動に温かみも感じられますが、よく考えたらホワイトベースの弱点言ってますし、その情報によって出る被害も小さくはないのでは・・・。

まぁ、相手はシャアです。言おうが言うまいがどのみち甚大な被害は出ますけどね。

ズゴック出撃、コノリーも出動

107号(ミハル)をホワイトベースに忍び込ませるようブーンに言うシャア。

ズゴックが出撃、ユーコンも港へ攻撃している隙にコノリーをボートで上陸させた。

港が戦闘の最中、コノリーはミハルと接触して連邦軍の制服を渡した。

ミハルが「こんにちは、お急ぎですか?」と言い、コノリーは少し戸惑いつつも「別に急いでませんよ」と合言葉であろう言葉を言ってました。

コノリーの不慣れ感が異常です(笑)

基地防衛戦

海にユーコンとゴッグ、港にはズゴックが上陸していた。

ガンダムとGファイターは海側へ、ハヤトはズゴックと戦闘状態になる。

カイは遠くから戦闘の光を見て、一度は捨てたホワイトベースに戻る決意をするのであった。

ガンダムは性懲りもなく海に入っていきますが、そこはアムロとガンダム、同じ手は食わないとあっさりとゴッグを倒しました。

カイさんはホワイトベースに向かう時、走っていたバイクを止めて軍の身分証と思われるものを見せてバイクを借りますが、身分証があるってことはもう軍には入隊していることになってたんですね。

ガンキャノンとズゴックの戦闘

ズゴックに苦戦するガンキャノン。

ホワイトベースに戻ってきたカイはガンタンクに搭乗、ガンキャノンを援護する。

さらにはガンダムも駆け付け、一気に形成逆転となった。

ズゴックに両腕掴まれてプシュープシューされるガンキャノン、プラモ持ってたら再現したくなるシーンです。

ズゴックの体ごと突っ込む頭突き攻撃も攻撃力高そうです(連邦vsジオンで確か採用されている格闘攻撃です)。

ゴッグの見た目のせいでズゴックのほうは装甲が薄そうに見えますが、ブーンが「重モビルスーツ」と言ってるくらいですし、ゴッグと同じく耐圧性能を満たすために装甲は固いはずです。

Gファイター、ユーコン1隻撃沈

Gファイターは空中からビーム砲(たぶん)でユーコンを撃沈した。

Gファイターからはビーム砲を撃つシーンがあるのですが、ユーコンを映した画面になるとバルカン砲のようなものが当たって撃沈するユーコンの姿が(笑)

ビーム砲の出力を弱めて連射したのかな?

海から飛び出るズゴック

ガンダムを海に引きずり込んで戦闘していたズゴック。

お互い決定打を撃ち込めずにいたが、アムロは隙を見つけてガンダムを急浮上させ、海を飛び出し空中へ。

ズゴックもそれを追って海から出てしまい、そこをカイのガンタンクに狙撃されて最後はガンダムのビームサーベルで頭から斬られて撃墜された。

せっかく海の中に引きずり込んだのに、今度は逆にガンダムに釣られて海から飛び出すとは・・・。

カイさんの射撃のタイミングもバッチリでした。ああいう射撃はかなり難しいんですがね。

ミハル、ホワイトベースに潜り込む

ホワイトベースに戻るカイ、みんなはそうなることがわかっていたような様子であった。

そして、ミハルは戦闘の隙をついてうまくホワイトベースへと潜り込んでいた。

セイラさんの「あら、おかえりなさいカイ君」も上品で良い言葉でしたが、なんといってもハヤトの「どうせそうでしょうよ」と拗ねた感じで言うセリフも、仲間内の信頼感があふれてて良かったですね。

私が選ぶ名言(名セリフ)集

そういう言い方好きだぜ、アムロ(カイ)

艦を降りるのをアムロに止められたときのセリフ

アムロの「あなたの全部が好きというわけじゃありません」というセリフがあってこそでしたが、カイさんの返しはクールです。

俺は限界を超えたのよね(カイ)

艦を降りる際、ブライトへ言ったセリフ

極限状態を何度も経験してますし、嫌にもなります。

そういえば過去にアムロがガンダム搭乗を拒否した際「みんなはこれから嫌になるのさ」と言ってましたが、伏線だったんですかね?(笑)

ほんと、嫌だねぇ・・・(カイ)

ミハルの家で銃を見つけた際のセリフ

結局、どこに行っても戦争が付きまとう現実。

戦争で被害を受けた人間(ミハル)でも、その戦争で金を稼がなくてはならない状況、そんな世界、嫌になりますよね。

ほんと、軟弱者かもね(カイ)

過去のことを思い出してのセリフ

ホワイトベースを捨てたはずだったが、やはり気になってしまうカイです。

主役であるアムロの成長だけでなく、こういう周りの人たちの成長もあるためガンダムは深い作品であるのだと思います。

主な登場兵器

連邦

ドン・エスカルゴ

Gファイター:セイラ

RX-78-2ガンダム:アムロ

RX77-2ガンキャノン:ハヤト

RX-75ガンタンク:カイ

ホワイトベース

ジオン

シーランス

MSM-03ゴッグ

MSM-07ズゴック

ユーコン

マッドアングラー

終わりに

カイさんが主役の回で、キャラの心情が掘り下げられた良回でした。

一瞬ではありましたが、ズゴック1機でガンダム、ガンキャノン、ガンタンクと戦ったジオンのパイロットは褒めてあげるべきですね。

次回はサブタイからして最高です。センスの塊。

ではまた次回、「大西洋、血に染めて」でよろしくお願いします。

おまけ

今回のアムロの発進時の掛け声は「ガンダム、出ます」でした。

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