今回の話
ア・バオア・クーでの戦いも終盤。
アムロとシャアの戦いの決着。
連邦とジオン、勝敗の行方は・・・。
気になったシーン
ガンダムvsジオング
ガンダムとジオングの戦闘は激しかった。
お互いにダメージを受け、機体が損傷していく。
シャアもついにパイロットスーツを着用することになった。
ここのシーンはゲームやアトラクションで再映像化されてたりしますね。
特に、富士急ハイランドにあったガンダム ザ ライドというアトラクションで見れたガンダムvsジオングの映像を見ると、その戦いの激しさがわかります。
というか、初見は目で追えないくらいでした(笑)
ホワイトベース、緊急着陸
砲撃により左舷エンジン部をやられたホワイトベース。
ただちにエンジンを閉鎖、左舷エンジン部を切り離すことになった。
左舷エンジンをやられたホワイトベースは、ア・バオア・クー表面に緊急着陸した。
まさかエンジンを切り離すとは・・・。
最終決戦は燃える展開盛りだくさんです。
ガンダム、メインカメラ(頭部)損壊
ジオングの胴体を撃ち抜くも、シャアは頭部のコクピットに移っていた。
ガンダムはジオング(頭)のビームを頭部に受け破壊された。
ガンダムは左腕と頭部を失いながらも、ジオングを追いかけるのだった。
たかがメインカメラをやられただけだ、の名セリフが出るシーンです。
最終決戦ならではのボロボロの機体、熱いですね。
ラストシューティング
ジオング(頭)を追いかけるガンダム。
シャアの気配を察知したアムロは、ガンダムをオートパイロット設定にして機体から脱出。
ガンダムは無人の状態で上に向かってビームライフルを発射した。
有名すぎる名シーンですね。
何も知らない状態でこのシーンだけを見た場合、たぶんかっこいいとは思えないのでしょう。
しかし、当時最強であるモビルスーツがここまでの状態になっておこなう最後の射撃シーンであると感じることができれば、心にくるものがあるのではないでしょうか。
フェンシング戦
シャアはアムロを誘い込み、生身でのフェンシング戦へと持ち込んだ。
シャアの目論見とは違い、勝負は互角に。
アムロは右腕を貫かれ、シャアは額に傷を負った。
身体を使うことは、ニュータイプと言えども訓練をしなければな!と言うシャアに、私としても「確かにそうだよな」と思ったのですが、アムロは互角以上にフェンシング戦をこなします(笑)
そして、このときにできたシャアの額の傷は、今後の作品でも消えることがない伝説の傷に。
キシリアの最期
セイラとも別れ、キシリアのもとへと移動するシャア。その手にはバズーカがあった。
キシリアがザンジバルで脱出しようとしているところにシャアが現れる。
シャアは、キシリア目掛けてバズーカを発射するのだった。
バズーカなんですが、描写がビームに見えるんですよね(笑)
キシリアの首が飛ぶシーンも、なかなかに有名です。
アムロのテレパシー
アムロはニュータイプの能力により、ホワイトベースのみんなの姿を見ることができた。
それぞれ(セイラ含む)にテレパシーを送り、その場からの退避の指示を送るアムロ。
アムロの声を聞いたみんなは脱出ランチに乗り、その場から脱出した。
能力が引き出せれば、広域にテレパシーを送ることができる。
とんでもない能力ですよね。
そして脱出ランチに向かって飛んできたセイラさんを受け止めるのがカイさんというところが、粋な演出ですね。
脱出
カツ・レツ・キッカのおかげもあり、コアファイターでの脱出に成功するアムロ。
アムロはついに、ホワイトベースの脱出ランチのもとへたどり着くのであった・・・。
カツ・レツ・キッカもニュータイプの力があることがわかりますね。
(別作品で子供はみんなニュータイプ!って言ってますけどね(笑))
ア・バオア・クー内部でのアムロとシャアの会話の一部
アムロ:今の僕になら、本当の敵を倒せるかもしれないはずだ
ザビ家の統領が、わかるんだ
シャア:その力、ララァが与えてくれたかもしれんのだ
ありがたく思うのだな
アムロ:貴様がララァを戦いに引き込んだ!
シャア:それが許せんと言うのなら間違いだな、アムロ君
アムロ:な、何!
シャア:戦争がなければ、ララァのニュータイプへの目覚めはなかった
アムロ:それは理屈だ!
シャア:しかし、正しい物の見方だ
アムロ:それ以上近づくと撃つぞ
シャア:今、君のようなニュータイプは危険すぎる
私は君を殺す
アムロが強すぎるニュータイプの力を発揮することで、ニュータイプが戦争の道具としてしか使われることがない未来が来ることを危険視したのでしょうか。
たしかにガンダムを視聴している側としても、最初のうちはニュータイプって強い!カッコいい!くらいにしか思えなかったですからね。
作中で認識力・洞察力が拡大した人間であるって言ってるにも関わらず、ですからね・・・。
私が選ぶ名言(名セリフ)集
こう近づけば四方からの攻撃は無理だな、シャア(アムロ)
ジオングに接近した際のセリフ
Ζのとき、シャアは百式でキュベレイに対して同じような行動を取りますが、結果は・・・。
まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ(アムロ)
シャアのジオングの胴体を撃ち抜くが、ジオング(頭)のビームに頭部を破壊されたときのセリフ
メインカメラをやられただけって言ってますが、頭部が無くなってますからね(笑)
これでも戦闘を継続しようとする精神力はすごい・・・。
赤い彗星も地に落ちたものだな(キシリア)
ジオングの識別信号が消えた(撃墜された)ことを聞いた際のセリフ
やはり冷たい奴ですね、キシリアは
私は君を殺す(シャア)
アムロとの会話でのセリフ
アムロに対し、敵意しかないですね・・・。
貴様だって、ニュータイプだろうに!(アムロ)
シャアとのフェンシング戦の際のセリフ
シャアの言動にアムロは怒りMAXです。
ヘルメットがなければ、即死だった(シャア)
セイラとの会話で
パイロットスーツのヘルメットとマスクの二重装甲でしたからね。
ガルマ、私の手向けだ、姉上と仲良く暮らすがいい(シャア)
キシリアを撃つ直前のセリフ
シャアはなんだかんだでガルマのことはそんなに嫌いじゃなかったんでしょうね。
人が、そんなに便利になれるわけ・・・ない・・・(セイラ)
アムロのことを感じようとしているときのセリフ
そんなに簡単にテレパシー使えるようになったら苦労しませんわな・・・。
ごめんよ、まだ僕には帰れるところがあるんだ、こんな嬉しいことはない(アムロ)
コアファイターで脱出した際のセリフ
ララァに対して言ったセリフでしょうね。
物語の終わりにふさわしいセリフです。
宇宙世紀0080、この戦いの後、地球連邦政府とジオン共和国の間に、終戦協定が結ばれた(ナレーション)
ジオン公国でなく、ジオン共和国ってところがミソです。
ザビ家が崩壊したことで公王制を廃止して共和制にしたとのこと。
主な登場兵器
連邦
RB-79ボール
RGM-79ジム
RX-75ガンタンク:ハヤト
RX-77-2ガンキャノン:カイ
Gファイター:セイラ
RX-78-2ガンダム:アムロ
サラミス
マゼラン
ホワイトベース
ジオン
ガトル
MS-06ザクⅡ
MS-09Rリック・ドム
ザンジバル
終わりに
一年戦争が終結しました。
全43話であり、当時1stガンダムは打ち切りという結果でしたが、そこで駄作として埋もれることがなくて本当に良かったと思います。
リメイクリメイクと叫ばれている昨今でありますが、私としては作品全体のリメイクはしなくてよいのではないかと思っております。
今の時代に合わせた内容へと変更するところも出てくるでしょうし、なによりキャラが無駄に美形になることへの恐怖があります(笑)
ただ、戦闘シーンが今の技術で描かれることにはとっても興味があるので、場合によってはリメイクも有りかな?
さてさて、次回は1年戦争のサイドストーリーものを見ていくか、Zを見るか、はたまたアナザーシリーズを挟むか、いろいろ悩んでいるところではありますが、また引き続き感想記事は挙げていくつもりですので、今後ともよろしくお願い致します!